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モンゴル語近代語彙登場の母体
  • 仕様:A5判上製
  • 260ページ
  • ISBN978-4-88359-302-6
  • 発行日:2012/02/29

モンゴル語近代語彙登場の母体

-『蒙話報』誌研究

フフバートル

定価5,447円(4,952円+税)

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概要

『蒙話報』は光緒34年(1908)に清朝朝廷側がモンゴル人へ宣伝のために創刊した「蒙漢合璧」雑誌。現在利用できるもっとも古いモンゴル語雑誌で、モンゴル研究における文献学、歴史学の貴重な資料である。本書は、モンゴル語定期刊行物発達史、モンゴル語語彙の近代化――モンゴル語近代語彙形成という分野での研究で、モンゴル研究のみならず、20世紀初期のアジアにおける言語接触の一端を知る貴重な考察である。

著者紹介

フフバートル(BORJIGIN Huhbator)

昭和女子大学人間社会学部、大学院生活機構研究科教授。中国の内モンゴル自治区生まれ。

    【主要著書】
  • 『モンゴル語基礎文法』『続モンゴル語基礎文法』(インターブックス)
  • 『変容するモンゴル世界-国境にまたがる民』(新幹社)
  • 『満州とは何だったのか』(藤原書店)
  • 『近現代内モンゴル東部の変容』(雄山閣)
  • 『中国辺境地域の50年史』(東方書店)
  • オアシス地域史論叢『黒河流域2000年の点描』(松香堂)
  • 『世界の言語政策』(くろしお出版)
※発行時の奥付より