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ケースから発見する組織化技能
  • 仕様:B6判上製
  • 200ページ
  • ISBN4-915865-99-1
  • 発行日:1997/05/26

ケースから発見する組織化技能

-バーナードが用いたケースを基にして-

辻村宏和

定価2,305円(2,095円+税)

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概要

社会科学の仮説発見には統計学を駆使した大量観察法がその王道であるが、組織論においては「個別ケースから」の仮説発見も有効なことを提唱する。その論拠として、G・I・バーナードが主著の中で展開した「極めて単純な」ケースが「極めてリアリティーの高い」仮説発見に有効であることを証明しつつ、動機理解的方法の重要性をあげる。本著は「非検証的な失敗ケース」から仮説の体系化を試みる組織化技能論の方向性を示すものである。

著者紹介

中部大学経営情報学部教授。専攻:組織化技能論。

    【主要著書】
  • 『人間協働-経営学の巨人バーナードに学ぶ-』(共著、文眞堂、1988年)
  • 『会社の読み方・見分け方』(共著、実務教育出版、1988年)
  • 『現代企業論講義』(共著、中央経済社、1989年)
  • 『経営情報学への展開』(共著、成文堂、1994年)
  • 『組織のトラブル発生図式』(成文堂、1994年)
  • 『組織化技能への接近』(成文堂、1995年)
  • 『職場の人間関係』(共著、青山社、1997年)
  • 『創造するマネージャー』(共著、白桃書房、1997年)
  • 『組織化技能論と問題発生図式』(成文堂、1997年)
※発行時の奥付より