定価2,200円(2,000円+税)
在庫:あり
本書は総合史より「薬と健康」を読み解こうとする。
1)はじめに「酒・茶等の歴史」
2)薬と医療のあゆみ(最初に日本、次に海外との比較)
3)感染症と治療の歴史(例:梅毒、マラリア)
この1~3の内容を通して、「薬と健康の歴史」は大きく3段階、即ち第1段階「迷信や信仰のみが頼りだった時代」、第2段階「長い間の経験に基づいた時代」および第3段階「科学的合理性のある医療の時代」に分けて考えられることが理解・把握されるであろう。
東京大学薬学科卒業・同博士(昭和54年度)、薬剤師。北里大学医学部助教授、米国ノートルダム大学生物学科客員助教授、JICA(国際協力機構)派遣医療専門家(中米グアテマラ、アフリカケニア)等をへて平成19年度より松山大学医療薬学科感染症学教授、平成26年度より同大大学院医療薬学系研究科教授。