定価1,650円(本体1,500円+税)
非売品
聖書はキリスト教の正典であるが、同時に一般読者にとっても生きる力を与え続ける古典中の古典である。本書は東京女子大学でキリスト教学の授業を担当する著者が、過去6年にわたって大学チャペルで学生に向かって語り続けた説教から55編を選び四季に合わせてまとめたものである。また、第2部として、初代学長の新渡戸稲造の教育思想についての著者の論文を収録し、建学の精神の理解の一助としている。女性のみならずすべての人にとって生きる力を与える聖書の言葉を味わっていただきたい。
1972年東京女子大学文理学部史学科卒。シカゴルター派神学大学(Lutheran. School.of.Theology.at.Chicago)にてMaster.of.Arts.取得。青山学院大学、 同女子短期大学非常勤講師、日本基督教団聖ヶ丘教会伝道師を経て2009年 より東京女子大学現代教養学部准教授。共通教育(キリスト教学)担当。日 本基督教団正教師。